三ツ屋亜美、過去を振り返って〜デビュー1周年から熱海復興支援まで〜
皆さん、こんにちは。三ツ屋亜美です。
今回は、私の歌手活動の中でも特に印象深い2つの出来事を振り返ってみたいと思います。時を遡って、2021年のメジャーデビュー1周年記念、そして2022年の熱海復興支援活動について、改めてお話しさせていただきます。
〜2021年11月:メジャーデビュー1周年記念ディナーショー〜
■ あの時を振り返って
2021年11月12日、都内のホテルでメジャーデビュー1周年を記念するディナーショーを開催させていただきました。2020年7月29日に徳間ジャパンから「黄昏のカフェ」をリリースしてから、ちょうど1年と少しが経った頃でした。
コロナ禍という試練の中でのスタート
今思い返すと、デビューのタイミングがコロナ禍と重なったのは本当に大変な時期でした。通常のプロモーション活動ができない中、どうやってファンの皆さんとつながっていけばいいのか、毎日考えていました。
• 地方のレコード店を一軒一軒回っての歌謡ショー
• 銭湯での特別公演
• 直接お客様と触れ合える小さな会場でのライブ
あの頃は必死でしたが、今振り返ると、あの経験があったからこそ今の私があると思っています。
■ "デュエットの女王"安倍理津子さんとの忘れられない共演
夢のような共演が実現した日
あの1周年記念ディナーショーで最も印象深かったのは、憧れの安倍理津子さんをゲストにお迎えできたことでした。
安倍さんは「デュエットの女王」として長年愛され続けている大先輩で、私にとっては雲の上のような存在でした。
実は、その前年に安倍さんのデビュー50周年記念ディナーショーに応援に駆けつけさせていただいたことがあったんです。
まさか1年後に、今度は私のステージに立っていただけるなんて、夢にも思っていませんでした。
あの時のステージで、安倍さんと一緒に歌わせていただいた瞬間は、今でも鮮明に覚えています。音楽を通じて世代を超えてつながることができる、そんな音楽の素晴らしさを心の底から感じた瞬間でした。
あの時の私の想い
1周年を迎えた時、私はこんなことを話していました。
「現代は個人が積極的に動いてファンの方々と接する時代。少しずつでも確実にファンのグループを作って輪を広げていきたい」
インディーズでのデビューから8年の時を経て、ようやくメジャーリリースを果たすことができた私。
その8年間は決して楽な道のりではありませんでしたが、「その8年があったからこそ覚悟ができている」と、当時の私は話していました。
今思い返すと、あの頃の私は本当に一生懸命で、ファンの皆さん一人ひとりとの出会いを大切にしたいという気持ちでいっぱいでした。
<引用:https://www.daily.co.jp/gossip/2021/11/13/0014839436.shtml>
〜2022年7月:熱海土石流災害復興支援チャリティーコンサート〜
■ 私の誕生日に行った特別なコンサート
そして翌年、2022年7月13日。この日は私の誕生日でもあったのですが、静岡県熱海市内のホテルで「熱海伊豆山土石流被災復興支援チャリティーコンサート」を開催させていただきました。
2021年7月3日に起こった熱海の土石流災害から、ちょうど1年が経った頃でした。
あの災害のニュースを見た時の衝撃は、今でも忘れることができません。
• 熱海は私がアルバイトをしていた思い出深い街
• 寿司店でお世話になった温かい地域の皆さん
• まるで故郷のような愛着のある場所
だからこそ、何か自分にできることはないかと考え続けていました。
■ 「熱海で逢えたら」に込めた当時の想い
チャリティーコンサートでは、2020年にリリースした楽曲「熱海で逢えたら」を歌いました。
この曲は、まさにその日のためにあったような気がしています。
地名の入った曲を心を込めて歌う私の姿を、地元ファンの皆さんが熱心に聞き入ってくださっている光景が、今でも目に浮かびます。
災害から1年が経っても、心の傷はまだ癒えていない方々がたくさんいらっしゃいました。
私の歌声が、そんな皆さんに少しでも癒しを届けることができたでしょうか。
そう願わずにはいられませんでした。
あの日、私が誓った言葉
チャリティーコンサートの最後に、私は皆さんにこんなお約束をしました。
「この歌が皆様の希望の光となれば…。今後も熱海に通い続けて頑張って歌い続けます」
あの時の私の声には、復興を願う熱い思いが込められていました。今振り返っても、あの想いは変わっていません。
音楽には人の心を癒し、希望を灯す力があることを、あの日改めて実感したのです。
<引用:https://www.daily.co.jp/gossip/2022/07/14/0015468685.shtml?pg=2>
〜過去を振り返って思うこと〜
2021年のデビュー1周年記念ディナーショーと、2022年の熱海復興支援チャリティーコンサート。
この2つの出来事を通じて、私は歌手としてだけでなく、一人の人間としても大きく成長できたと思います。
音楽は人と人をつなぐ架け橋
安倍理津子さんとの共演では、世代を超えた音楽の絆を実感しました。また、熱海でのチャリティーコンサートでは、困難を乗り越えようとする人々と心を一つにすることができました。
どんな状況でも諦めない大切さ
コロナ禍という困難な状況でも、工夫次第でファンの皆さんとつながることができることを学びました。地方のレコード店や銭湯での公演など、新しい形の音楽活動は、今思えば貴重な経験でした。
あの頃の経験が今の私を支えている
インディーズ時代の8年間、そしてメジャーデビュー後のコロナ禍での活動、熱海での復興支援活動。すべての経験が今の私を形作っています。
あの時の私が大切にしていた「一人ひとりとの出会いを大切にする」という想いは、今でも変わりません。
音楽の輪を少しずつでも確実に広げていきたいという気持ちも、ずっと持ち続けています。
熱海への想いも、あの日誓った通り、今でも変わりません。私の歌が誰かの希望の光となることを願って、これからも歌い続けていきます。
〜最後に〜
過去を振り返ってみると、一つひとつの出来事が今の私にとって大切な財産になっていることがよく分かります。
苦しい時期もありましたが、その分、皆さんからの応援の温かさを深く感じることができました。
これからも三ツ屋亜美は、あの頃の想いを忘れずに、音楽を通じて皆さんと心を通わせ、社会に貢献できる歌手であり続けたいと思います。
いつもありがとうございます。
コメント