夏休み初日 平成25年7月21日(日)
夏休み初日、海水浴のお客様は少なかった・・・?
夏休み(なつやすみ)とは
夏季休暇(かききゅうか)のことで、教育機関や企業などで夏の間、授業や業務を休みにする休暇のことである。
北半球では主に7月下旬から8月の終わり頃までの長期休業である。
夏休みは温帯に属する国々を中心に広く実施されているが、その目的は各国によって異なる。
夏季の暑熱の回避が主因となることが多いが、学事年度間(アメリカ合衆国)、夏季の伝統的な慣習の存在など、他の要因が実施の副要因となることも多い。
日本の教育機関の場合、正式名称は「夏季休業」といい、校舎などに冷房設備がない場合が多く、太平洋高気圧支配下での授業が暑熱により困難なので、その間を休業とするためとされる。
そして、その期間に期待される教育効果の主たるものは、普段学校では体験することの出来ないことへの児童・生徒の挑戦とされる。
また、以下のような目的も考えられる。
○ 自営業者や農家などの家庭における、家業手伝いを行いやすくする。
○ 教員採用試験や教職員の研修など、授業等の実施中では行いにくい校務の実施。
企業などでも、従業員を一斉に休ませ、休業する場合の夏季休業がある。
その目的は、以下とされる。
○ 親族ぐるみで行う仏教行事としてのお盆に参加する。
○ 子供の夏休みに合わせて親も休みをとって、真夏に親子で行楽する。
[夏休みの期間]
〈日本の場合〉
小学校・中学校・高等学校の夏休み期間は全国一律ではなく、その土地の気候や風土により期間の長短がある。
公立小学校・公立中学校の場合、学校教育法施行令第29条に基づき、日数は原則として学校を管轄する市町村の教育委員会が定めている。
大学の場合は、カリキュラムや前期試験・中間試験の時期により異なる。
〈小学校・中学校・高等学校〉
夏休みの期間は、日本では7月下旬から8月下旬までが一般的である。
北海道や北東北、長野県、岐阜県山間部などの寒冷多雪地域では7月21日から8月20日頃まで。
北海道は基本的に7月26日頃から8月18日頃までが多い。
長野県の小学校には春と秋に中間休みを実施したり、寒中休みを実施する学校がある。
計画休業などで、長期休業以外の休日もあり、夏期休業日の短さを補ってはいるが、2002年度の小学5年生の実績では、年間授業日数は、全国平均200日のところ、長野県では210日となっている。ただ、近年は30日以上の夏休みを取る小中学校も増えている。
関東以南の地域においては、従来は7月21日 〜 8月31日とするのが一般的であった。
しかし2002年に始まった週5日制やゆとり教育により特に高等学校で授業時間の確保に迫られたことや、エアコン完備の学校が増えたことにより、高等学校を中心に夏休みを短縮する学校が増え始めた。
2011年以降は脱ゆとり教育によりさらなる授業時間の確保が求められ、公立小中学校においても夏休みを短縮する自治体が増えた。
なお、中学校や高等学校では私立校や進学校を中心に夏休み中も夏期講習などの課外授業で通常と同じように登校するといったケースもあり、休み期間が実質的に10 〜 15日程度しかないというところもある。
一部の大学附属高校などは、7月上旬 〜 9月上旬の約2か月と長めに夏休みが設定されている。
これは大学受験の必要がないことや普段は週6日制を採用していることにもよると考えられる。
「教職員の夏休みも児童や生徒と同じく長い」という印象を一般的に持たれがちであるが、教職員が個別に「研修」の名目で、教科に関連した自己啓発などを学校外で行うことが多かったことも影響しているとされる。
ただし2002年頃から、この研修の運用状況が問題視されるようになり、完全週休2日制となった2002年からは授業やホームルーム活動がないことを除き、教職員は通常通り勤務している。
実際に与えられる夏季休暇は事務職など一般の公務員と同様に4日程度であり、7月から9月の間に各自の判断で取得し、それを超える休みを確保するには年次有給休暇を充てねばならない。
単純比較はできないが、連続で休暇を取れるのは最長でも土日込みで6日間程度と、夏期休暇に恵まれた大手企業のサラリーマンよりもむしろ短いことも多い。
また、この時期(特に7月下旬から8月上旬)には部活動の各種大会・合宿・遠征などの行事が集中し、例えば、高等学校では全国高等学校総合体育大会、全国高等学校野球選手権大会、全国高等学校総合文化祭が、中学校では総合体育大会が行われ、教員は大会の引率や大会運営等にあたることもある。
また、教員の校務に関連した会議や研修などで出張することもある。
したがって、勤務してはいるが、学校には不在であることも多い。
〈余談・雑談〉
1939年9月1日、ドイツがポーランドに進撃開始して、第2次世界大戦が始まった。
そんな戦時統制の時代には、夏休みの呼称が廃止され、「心身鍛錬の期間」とされていた。
ウィキペディアより